岩手県盛岡市で活動する企画型演劇ユニット『愛の激情(仮)』第3弾公演の活動報告ブログです。
# プロフィール
HN:
愛の激情(仮)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
プロデューサー・池田幸代(岩手県盛岡市在住)の「昼ドラを芝居化したい!」という情熱から生まれた、企画型演劇ユニット。
2007年夏、昼ドラをモチーフとした第1弾公演『真綿の棘』を上演。 続いて2009年初頭、探偵ドラマをモチーフとした第2弾公演『名探偵・菊池誠一郎~美人姉妹一座の悲恋』を上演。
そして今夏、時代劇をモチーフとした第3弾公演『必殺制裁(さばき)人』を上演予定。
2007年夏、昼ドラをモチーフとした第1弾公演『真綿の棘』を上演。 続いて2009年初頭、探偵ドラマをモチーフとした第2弾公演『名探偵・菊池誠一郎~美人姉妹一座の悲恋』を上演。
そして今夏、時代劇をモチーフとした第3弾公演『必殺制裁(さばき)人』を上演予定。
# カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
# 最新コメント
[09/28 八月八丁堀]
[09/28 いなさん]
[09/28 いなさん]
[09/27 9月の八丁堀]
[09/26 両次(JALのほう)]
# ブログ内検索
# アーカイブ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
おはようございます。最近は猫に夢中の澤田です。動物苦手だった私が猫に夢中になる日が来るとは夢にも思いませんでした。人生、何がどう変わるかわかりませんね。そして、今朝は朝5時に猫に起こされました…。
さて、今回の「必殺制裁人」は言わずもがな「必殺シリーズ」へのオマージュです。
そんな「必殺シリーズ」はテレビ朝日の番組で、我々30代が小さい頃はこちらではまだテレビ朝日がなく、テレビ岩手で主に深夜放送されていました。「主に」と書いたのは、たまに夕方や午前中に放送されていることもあったからです。
テレビ岩手さんの再放送センスは素晴らしく、必殺シリーズの他にも「特捜最前線」や「ぬかるみの女」「大江戸捜査網」「傷だらけの天使」といった名作をよく放送していました。もうね、「ぬかるみの女」とか、可憐なヒロインの心の声が毒舌でハンパないよ。油断してると、飲みかけの牛乳とか吹き出しそうになる危ないドラマです。
話が逸れましたが、私は必殺シリーズが好きで、殆ど見てきました。その中でも私が一番お気に入りなのは「翔べ!必殺うらごろし!」です。
リーダーは木枯らし紋次郎こと中村敦夫で、彼はサイキックな仕事人。
和田アキオさんは江戸時代的には規格外の大きさに生まれてきた為差別にあい、女を捨てて生きているという若者役。名前は「若」で、殺し方は撲殺。
ちょっとオツムの弱い流れのお札売りの巫女さん、つまり流れの娼婦が鮎川いづみさん。おかよさんとは真逆のキャラで、なかなか面白い。
で、そのヒモの火野正平。説明がいらないくらいピッタリのキャスティング!
普段は温厚な記憶喪失のおばさんは、殺しの瞬間だけ記憶が蘇るというサイコなお人柄で、演じるのは市原悦子。
もう、濃い!濃すぎる!このキャスティング!
この五人がオカルト殺し屋として活躍するんだけど、毎回話が救いようがないほど暗い。救いようがない話を救わないのは70年代の映画やテレビドラマに多いんですが、その中でもトップクラスの暗さ。
中村主水が登場してからは、殺し屋の中で極端に重い事情を背負った人が出なくなったが(蕎麦屋の伊吹吾郎くらい)、この「うらごろし」は依頼人と同じレベルで不幸。下手したら依頼人より不幸だし。基本的にみんな旅人で帰る家もない。一切オブラート無しだからこそ、痛みがダイレクトに響いてくる。変なドラマだったけど、最終回は号泣しました。しかし、あまりの暗さに当時の視聴者は耐え切れなかったようで、低視聴率から抜け出せず予定より早めに打ち切りになる。
また、「うらごろし」ではないけど、「必殺仕掛人」で緒形拳さんが演じた藤枝梅庵が印象に残っています。殺し屋たちの個性は主水より前か後かで全く違う。主水さんも好きだったけど、私はハードボイルド時代劇だった頃の殺し屋たちの方が人間くさくて好きだな。
さて、今回の「制裁人」はどんな物語になるのか!?作り手側ではありますが、今からとても楽しみです。
澤田
さて、今回の「必殺制裁人」は言わずもがな「必殺シリーズ」へのオマージュです。
そんな「必殺シリーズ」はテレビ朝日の番組で、我々30代が小さい頃はこちらではまだテレビ朝日がなく、テレビ岩手で主に深夜放送されていました。「主に」と書いたのは、たまに夕方や午前中に放送されていることもあったからです。
テレビ岩手さんの再放送センスは素晴らしく、必殺シリーズの他にも「特捜最前線」や「ぬかるみの女」「大江戸捜査網」「傷だらけの天使」といった名作をよく放送していました。もうね、「ぬかるみの女」とか、可憐なヒロインの心の声が毒舌でハンパないよ。油断してると、飲みかけの牛乳とか吹き出しそうになる危ないドラマです。
話が逸れましたが、私は必殺シリーズが好きで、殆ど見てきました。その中でも私が一番お気に入りなのは「翔べ!必殺うらごろし!」です。
リーダーは木枯らし紋次郎こと中村敦夫で、彼はサイキックな仕事人。
和田アキオさんは江戸時代的には規格外の大きさに生まれてきた為差別にあい、女を捨てて生きているという若者役。名前は「若」で、殺し方は撲殺。
ちょっとオツムの弱い流れのお札売りの巫女さん、つまり流れの娼婦が鮎川いづみさん。おかよさんとは真逆のキャラで、なかなか面白い。
で、そのヒモの火野正平。説明がいらないくらいピッタリのキャスティング!
普段は温厚な記憶喪失のおばさんは、殺しの瞬間だけ記憶が蘇るというサイコなお人柄で、演じるのは市原悦子。
もう、濃い!濃すぎる!このキャスティング!
この五人がオカルト殺し屋として活躍するんだけど、毎回話が救いようがないほど暗い。救いようがない話を救わないのは70年代の映画やテレビドラマに多いんですが、その中でもトップクラスの暗さ。
中村主水が登場してからは、殺し屋の中で極端に重い事情を背負った人が出なくなったが(蕎麦屋の伊吹吾郎くらい)、この「うらごろし」は依頼人と同じレベルで不幸。下手したら依頼人より不幸だし。基本的にみんな旅人で帰る家もない。一切オブラート無しだからこそ、痛みがダイレクトに響いてくる。変なドラマだったけど、最終回は号泣しました。しかし、あまりの暗さに当時の視聴者は耐え切れなかったようで、低視聴率から抜け出せず予定より早めに打ち切りになる。
また、「うらごろし」ではないけど、「必殺仕掛人」で緒形拳さんが演じた藤枝梅庵が印象に残っています。殺し屋たちの個性は主水より前か後かで全く違う。主水さんも好きだったけど、私はハードボイルド時代劇だった頃の殺し屋たちの方が人間くさくて好きだな。
さて、今回の「制裁人」はどんな物語になるのか!?作り手側ではありますが、今からとても楽しみです。
澤田
PR
この記事にコメントする